社会保険労務士という職業ほど、矛盾をはらんだ職業もあまりないと思います。

社会保険労務士法には、「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とする。」って書かれてるんですが

多分、社労士の生活を支えているのは、企業の顧問料なわけで

要するに、どうやって労働者等の福祉を下げて、企業の利益を図るかに、収入がかかっているわけで

私も、ドン引きしたことがあるわけです。

今年の4月から、改正労働契約法が施行されています。

有期のパートさんも、契約期間が5年を超えると、会社に対して、無期の雇用契約を求めることができるようになりました。

会社は、この求めを、断ることができません。

だものだから、何とか、パートの無期契約化を阻止せんと必死になった会社もあると思います。

私の会社でもね

ベテランのパートさんをうまいこと辞めさせようとして

そしたら、顧問の社労士が言ったのです。

仕事を干せばいいって。

嫌になって、自分から辞めるでしょって。

きっと今も、色々会社に入れ知恵してるんでしょうね。

私をうまいこと辞めさせるための。