団体交渉に限らないのですが、
何事も交渉は拙速であってはならないと思います。
たとえこちらに落ち度があるのだとしても、
Aさんの未払い残業代250万円
Bさん 350万円
Cさん 300万円
払ってくださいよと言われて、
ハイとは答えられません。
イイエと即答するのも得策ではない。
必要なのは、根拠だと思います。
私は、答えました。
「弊社にお支払いすべき金額があるのであれば、お支払いさせていただきます。
その金額を算定いたしますので、まずは、おっしゃる金額の内訳をご提示くださいますでしょうか。
それぞれの方が何年何月何日に何時間何分サービス残業をされて、それが合計でいくらになるのか、ということです。
それが明らかでないまま、そちら様がご提示になる金額を無条件に受け入れることはできかねます。」
私の言い分は非情でしょうか。
何年何月何日に何時間何分残業したかなんて、今となっては分かるわけないじゃん!
子供の口喧嘩じゃあるまいし。
って。
いやいや。
そうでもないですよ。